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執筆者の写真Kaisei World

写真 ホーチミン空港新ターミナル

ホーチミン市のタンソンニャット空港の新ターミナルの建設は90%完成し、構造工事は完了し、主要な設備の設置工事が行われている。予定よりも2か月早い2025年4月に開業し、年間2,000万人の乗客を収容できる。



運用が開始されれば、国内最大のターミナルとなり、タンソンニャット空港の総収容人数は年間5,000万人となる。


第3ターミナル建設プロジェクトの管理委員会の責任者であるレー・カック・ホン氏は、ターミナルの全構成要素の基本構造工事は完了しており、プロジェクトチームは残りの各種工事を加速させていると述べた。


最も重要な部分である、7.500トンの鉄骨屋根構造は、120日間の急ピッチな作業を経て今月初めに完成した。。42,000平方メートルを超えるアルミニウム屋根の第1層も完成した。



第3ターミナルは、地下1階と地上4階建てで、延床面積は112,500平方メートルである。工事は、旅客ターミナルや立体駐車場、ターミナル前の高架道路、航空機駐機場の4つの主要部分から構成される。


第3ターミナルの予算は約11兆ベトナムドン(約642億円)とされており、国営ベトナム空港公社が資金を提供している。


工事の請負業者は、ハノイ建設公社、第1建設公社、国防省傘下の319公社、陸軍傘下のチュオンソン建設、リコンズ建設投資会社、ルー・グエン建設からなる共同事業(コンソーシアム)である。



鉄骨柱と屋根が設置され、内部の大まかな工事は終了した。請負業者は天井やガラスの壁、タイル床の設置に取り組んでいる。


工事開始から1年が経過し、待合室や保安検査場、チェックインカウンターも完成に近づいている。



エレベーター39台のうち6台、エスカレーター55台のうち16台がすでに設置されており、12月までに完了する予定する。エプロン(※出発前や滑走路から誘導されてきた航空機が駐機するための場所)は2か月前に完成し、現在評価中である。



第3ターミナルの他のエリアも形になりつつあル。。ターミナルには、従来のチェックイン カウンター90台に合わせて、セルフ手荷物預けカウンター20 台、セルフチェックイン機械 42 台、搭乗ゲート27 個(13個は搭乗橋付き、14個はバスでアクセス可能) が設置される。


出発用の手荷物取扱所が6か所、到着用の手荷物ベルトが10か所、保安検査場が25か所設置される。



作業員らはターミナルにガラスの壁を設置しており、年末までに完了する予定である。



2,000人以上のエンジニアと作業員が、完成を早めるために工事作業に取り組んでいる。


「このプロジェクトは同市にとって重要なので、全員がターミナルが予定通りに完成するよう懸命に働いています」と43歳のハ・ヴァン・タン氏(中央)は語った。



商業施設やオフィス複合施設も建設中である。環境に優しいグリーン構造で、自然の要素と景観が融合する。



ターミナルの高架道路は現在建設中で、来年2月までに完成する予定である。



ターミナルに設置する設備・機械は、各セクションのスケジュールに沿って輸入されており、空調ダクトや防火設備、給排水設備など主要設備は商業棟B2階とターミナルB1階・地上階に90%以上設置されている。


第3ターミナルは、第1ターミナルの負担を軽減するために国内線にも使用される。第2ターミナルは、引き続き国際線に使用される。



タンソンニャット空港第3ターミナルの完成イメージ図。デザインは、ベトナムの伝統的かつ文化的シンボルであるアオザイ(伝統衣装)にインスピレーションを得ている。


写真提供:ベトナム空港公社



【翻訳編集:Kaisei World】

原文:VnExpress/ HCMC airport new terminal takes shape, set for early completion/ By Quynh Tran, Gia Minh September 22, 2024 | 11:00 am GMT+7

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