Hello, world!
世界の皆さん、こんにちは。
昨年の今と同じ雨季の時期は、早朝と日が暮れる前の夕方の時間帯に大雨が降っていましたが、この1、2週間はホーチミン市内では例年通り早朝の4時〜5時頃に降るものの、夜は20時〜21時頃までしつこく雨が振り続いています。
さて、本日は、2泊3日の限られた日数の中でも楽しめる「ホーチミン旅行のモデルコース」シリーズの、ホーチミンを何度も訪れている中上級者向けに「ホーチミン郊外編」と題して3つのスポットをご紹介したいと思います。
（※今回の記事では、金曜日の午後にホーチミンに到着し、月曜日の深夜の便で帰国するケースを想定しています。）
1. ローカル体験満載のメコンツアー（レベル：★☆☆）
一つ目は、メコンデルタツアーです。
ホーチミン旅行のガイドブックや旅行サイトでも必ずと言っていいほど紹介されているツアーで、見たことがある人も多いかもしれません。
トリップアドバイザーやアゴダなどからも予約することができ、所要時間は約9時間なので比較的参加しやすいツアーの一つかと思います。一人あたり3,000円前後で参加できるのもとてもリーズナブルです。
そもそもメコンデルタとは、ホーチミン以南のベトナム南部地方を総称して呼び、ラオスーカンボジアを流れてきたメコン川の流域を活かした米作りが盛んな地域なのです。
このツアーでは、滞在先のホテル（※注：ホーチミン市内1区の指定エリアに限る場合が多い）まで迎えに来てくれ、ガイドと3〜4組のグループで一緒に10人乗りのピックアップバスでメコンまで向かいます。
上の写真のような、木の小舟に乗ってメコン川を下る場所はベンチェ省ですが、このツアーではティエンザン省のビンチャン寺院（永長寺）や、ココナッツ畑、ハチミツ農園なども巡ることができるので、このお手頃価格で一気にローカルの雰囲気を味わうことができるのもおすすめポイントです。
昼食時には、メコン名物エレファントフィッシュ（象耳魚）の素揚げやローカル料理を食べる体験もできます。
＜詳細情報＞メコンデルタツアー
ツアー時間：午前7:30〜午後5:00/ 月曜日〜日曜日
入場料：3,000 ~ 7,000円/人
所要時間：9時間（ツアー内容や交通状況による）
ツアー内容例：ビンチャン寺院→ メコン川クルージング→ ココナッツ畑見学→ メコン川手漕ぎボート下り→ ハチミツ農園
2. 人気急上昇中のリゾート地ムイネー（レベル：★★☆）
おすすめスポットの2つ目は、ムイネーです。
ムイネーは、ベトナム中南部ビントゥアン省にあるリゾート地で、省都ファンティエットの右上隣に位置しています。
ホーチミンから車で2〜3時間のところにあり、最近に高速道路ができてからアクセスもしやすくなりました。南部に住む人にとって手軽に行けるリゾート地といえばブンタウでしたが、1泊2日の週末だけで行けることもあり、人気急上昇中の観光スポットなのです。
しかし、今回の記事のテーマでもある、2泊3日の限られたベトナム旅行の中で、ホーチミンから出て他の都市で1泊するのは少しリスキーかもしれないと思ったので、レベル★★に設定しました。
ホーチミン発の時間指定のバスを日本から予約するのも難しいですが、片道最安値で1,000円くらいで行くことができるので、もしご興味がある方がいればKaisei Worldのお問い合わせページからご相談ください。
ムイネーで一番の観光スポットは、なんと言っても黄金に輝く砂丘です。
南シナ海の風が吹くこの地域には、ホワイトサデューン（白い砂丘）やレッドサデューン（赤い砂丘）などの砂丘が存在し、これら2つの砂丘や渓流を巡るジープツアーが人気です。
ホワイトサデューンではバギーに乗って砂丘を滑走する体験もでき、写真映え間違いなしのスポット間違いなしです。
また、ファンティエット市内を通る幹線道路沿いにはシーフードやBBQレストランが多く立ち並んでいるので、アクティビティからグルメまで楽しむことができます。
＜詳細情報＞ムイネー
距離：ホーチミンから約200km
ホーチミンからのアクセス：バスで約2〜3時間
2. ベトナムの軽井沢ダラット（レベル：★★★）
最後はダラットです。
フランス統治時代の避暑地として開拓され、現在でもベトナム人に不動の人気を誇る町ダラットです。
中高原地域ラムドン省にあり、1年を通して気温18度前後で、長袖の服が無ければ少し肌寒さも感じるくらい涼しい気候が続く町なのです
ホーチミン市内からの主なアクセス方法は、バスまたは飛行機があります。
バスの場合、シートがベッドタイプになっているスリーピングバスで行くことが多く、片道約6時間で行くことができます。
飛行機の場合フライト時間がおよそ50分で、時期や出発時間にもよりますが、格安航空会社のベトジェットですと最安値で片道350,000VND (約2,000円）でチケットを購入することもできます。
帰りの日曜日の夜20時頃にホーチミンの空港に到着する便もありますが、天候やフライト状況によって帰国便に間に合わない可能性もあるので、注意が必要です。
ダラットの町の中心にはスアンフーン湖があり、その周辺にはレストランやホテル、マーケットなどが集まっています。
また、上述の通り町にはフランスの建築様式の名残がある住宅や駅舎、針葉樹林に囲まれた自然溢れる山小屋カフェなどがあり、ホーチミンとは違った雰囲気を味わうことができるのもベトナム人がダラットを好む理由かもしれません。
また、気候や高地を生かした農産業も盛んで、新鮮な野菜を使ったオーガニックレストランやコーヒー農園に併設のカフェなどがあり、さらには夜になるとイチゴのハウスの電灯が真っ暗の山一面に広がる夜景を眺めながら温かいミルクティーを飲むのもおすすめの過ごし方です。
＜詳細情報＞ダラット
距離：ホーチミンから約310km
ホーチミンからのアクセス：バスで約6時間/ 飛行機で約50分
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